W954241

WORK '62-13

WORK '62-13

磯辺 行久

ISOBE Yukihisa

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詳細情報
作家名

磯辺 行久

ISOBE Yukihisa

作品名
WORK '62-13WORK '62-13
制作年
1962
材質、技法
油彩、大理石粉、紙/木Oil, marble powder, paper on wood
寸法、時間等
182×127.5
所蔵
東京都現代美術館Museum of Contemporary Art Tokyo
所蔵番号
1975-00-0086-000
備考
1962年は磯辺にとってとりわけ充実した一年だった。読売アンデパンダン展や東京国際版画ビエンナーレ展への出品、国際的な舞台での活動の開始――「繰り返しの構造」(パリ、ギャルリ・スタドラー画廊)、「構造と様式」(トリノ市美術館)――、そして年末には初の個展開催と続く。この年彼が多数手掛けたのは、ワッペン型のダンボールが板上に並ぶ作品である。ラベルとも紋章とも解される日常的な事物の集積の構造は、芸大で同級の工藤哲巳、中西夏之等による60年代前半の〈反芸術〉と呼ばれた作品に共通するものだ。「いかなる構造にも存在する反復する単位」そして「スケールの転換と組み合わせ」に興味を持っていた彼の活動はやがて、箪笥を用いた大型の立体作品や壁画等の建築装飾へと広がる。65年に渡米、建築と環境プランニングを学び、科学と芸術の理想的な融合を目指すことになる磯辺の関心は、反復するワッペンを出発点として大きく羽ばたいていくのである。なお、本作は1962年から83年まで上記の海外二都市での展覧会企画者、ミシェル・タピエの手元にあった。(N.S.)rn
  • 東京都歴史文化財団「Tokyo Museum Collection (ToMuCo)」より取得した収蔵品データ. 取得日2022-01-21.
  • 2024-12-10
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