美術館・博物館・画廊

1. 日本の美術館、博物館の一覧、名簿等

国内の博物館・美術館・類縁機関の一覧、名簿(ダイレクトリ)サイトを集めました。

文化庁「全国の博物館」(「博物館総合サイト」より)新規タブで開く

文化庁による博物館に関する総合サイト。「全国の博物館」ページに、博物館法による登録博物館と指定施設の一覧がある。地域別に排列。

全国美術館会議「正会員館一覧」新規タブで開く

日本の国公私立美術館の連携組織である全国美術館会議(1952年設立)の加盟館一覧。10の地域ブロック別に探すことができる。収録情報は、美術館名と住所および公式サイトへのリンク。収録館数は約400件。

日本博物館協会新規タブで開く

国内の博物館、美術館の連携組織である日本博物館協会のウェブサイト。ヘッダーの「会員館紹介」で、館名、種類、地域から協会加盟館の情報を調べることができる。収録情報は、地域、種類、館名、住所、電話番号、公式ウェブサイトへのリンク等。

文化庁「美術館・博物館一覧」(「文化遺産オンライン」より)新規タブで開く

文化庁による文化遺産に関する総合サイト。「全国の美術館・博物館」ページで、名称・キーワード・所在地・地図等から博物館・美術館を検索できる。収録情報は、所在地、電話番号、公式ウェブサイトのURL、利用案内、交通案内、地図等。

国立アートリサーチセンター「全国美術館収蔵品サーチ「SHŪZŌ」協力館」

アートプラットフォームジャパンの全国美術館収蔵品サーチ「SHŪZŌ」に収蔵品データを提供している美術館、博物館の一覧。

大日本印刷株式会社「artscape」新規タブで開く

美術館・アート情報のWebマガジン。「ミュージアム検索」で、美術館・博物館の情報を都道府県やジャンル・キーワードから調べることができる。収録情報は館名、住所、公式サイトへのリンク等。

丹青社「アイエム インターネットミュージアム」新規タブで開く

美術館、博物館の情報を発信するサイト。「美術館・博物館」で、全国の美術館・博物館の情報を探すことができる。地域、館種、設備の有無、ジャンル、館名で検索可能。収録情報は住所、電話、開館時間、休館日、料金、館種、設備、アクセス情報、公式サイトへのリンク。

日本博物館協会編『全国博物館総覧』東京: ぎょうせい, 1986年–.

全国の博物館、美術館、資料館、記念館、動物園、水族館等3,000余を紹介した加除式のガイドブック。収録情報は、住所、電話番号、開館時間、休館日、沿革・概要、収蔵品・展示内容、交通案内図等。排列は都道府県名。館種別索引有り。

『美術界データブック: 美術の窓の年鑑』東京: 生活の友社, 2011年–.

年鑑。全国の美術館・博物館・文学館・記念館の一覧、及びギャラリー・美術商・鑑定人等の基礎情報が掲載されている。五十音索引有り。

2. 日本の画廊史、美術商史に関する情報源

日本の近代以降の画廊や美術商の歴史について調べるときに役立つ情報源を集めました。

※個別の画廊に関する書誌は、「日本の画廊・アートスペース」の当該画廊レコードを参照のこと。

日本洋画商協同組合編『日本洋画商史』東京: 美術出版社, 日本洋画商協同組合, 1985年, 再版1994年.

近世の洋風美術から、昭和初期までを洋画商の成立とともに論じた書籍。付録として年譜、日本洋画商協同組合加盟全画廊データと画廊の展覧会一覧あり。

東京美術倶楽部百年史編纂委員会編『美術商の百年: 東京美術倶楽部百年史』東京: 東京美術倶楽部, 東京美術商協同組合, 2006年.

1907年から2006年までの美術商の歴史、売立史、会員の店舗履歴、歴代役員、年表あり。東京美術倶楽部に加入する美術商の略歴等を収録。

圓井謙三郎[ほか]編『大阪美術倶楽部百周年記念誌』大阪: 大阪美術倶楽部, 2012年.

1910年から2010年までの年表、社屋の変遷、入札売立記録、歴代役員一覧あり。

篠原誠司編『画廊の系譜: 浅川コレクションと1960–80年代日本の美術』足利: 足利市立美術館, 2012年 (会場: 足利市立美術館) [展覧会カタログ].

芦屋市立美術館所蔵(当時は寄託)浅川邦夫コレクションによる企画展のカタログ。浅川は戦後の重要な企画画廊である南画廊の運営に開廊当初から13年関与したのち、画廊春秋(東京・銀座、1956–1978年)を設立した画廊経営者。資料として「南画廊・画廊春秋展覧会リスト」、「1960–80年代の画廊年譜」、「画廊インタビュー」(東京画廊、桜画廊、ギャラリー16、大阪フォルム画廊、ルナミ画廊、立体ギャラリー射手座、コバヤシ画廊、アートスペース貘、アートスペース虹)が収載されている。

「特集 美術館と画廊」『現代の眼』第57号 (1959年8月).

「特集 消夏随想/街の画廊/画廊案内」『現代の眼』第81号 (1961年8月).

「特集 名古屋の画廊」『Rear: 芸術批評誌リア(史)』30号 (2013年8月).

名古屋の画廊史に関する雑誌特集。対談、インタビュー、エッセイ、コラムの他、データとして「名古屋の画廊史関連年表」、「2013東海の画廊案内」を収録。

「特集 21世紀へのまなざし:美術館コレクター画廊の現場から」『美術フォーラム21』第3号 (2000年11月)

3. 画廊に関する一覧、名簿

日本国内の画廊を調べる際に役立つサイトを集めました。すべての施設が網羅されているわけではありません。

※個別の画廊に関する書誌は、「日本の画廊・アートスペース」の当該画廊レコードを参照のこと。

国立アートリサーチセンター「日本の画廊・アートスペース」

戦後日本美術に大きな役割を果たし、国際的ネットワークの重要な拠点となってきた画廊・アートスペースの基本情報。公開画廊数約2500件。

東京文化財研究所「画廊関係情報」新規タブで開く

笹木繁男氏主宰現代美術資料センターから寄贈された画廊資料を中心にまとめたデータベース。

株式会社美術年鑑社「アートアニュアルオンライン」新規タブで開く

「ギャラリーガイド」で地域別に画廊情報一覧が閲覧できる。収録情報は、住所、電話番号、画廊種別、面積、オーナー名、公式URLへのリンク等。

美術手帖編『決定版 東京アートガイド』東京: 美術出版社, 2013年.

雑誌『美術手帖』2012年5月号の特集「東京アートガイド2012」を単行本化した書籍。東京都内の画廊を収録。