- 作家名
- 塚本快示
- TSUKAMOTO Kaiji (index name)
- Tsukamoto Kaiji (display name)
- 塚本快示 (Japanese display name)
- つかもと かいじ (transliterated hiragana)
- 塚本快児 (real name)
- 生年月日/結成年月日
- 1912-12-14
- 生地/結成地
- 岐阜県土岐市
- 没年月日/解散年月日
- 1990-06-10
- 没地/解散地
- 岐阜県瑞浪市
- 性別
- 男性
- 活動領域
- 工芸
- 2021
- 東京文化財研究所「塚本快示」日本美術年鑑所載物故者記事. 更新日2021-12-10. https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/10314.html
日本美術年鑑 / Year Book of Japanese Art
「塚本快示」『日本美術年鑑』平成3年版(298頁)白磁、青白磁の第一人者で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)の陶芸家塚本快示は、6月10日午前8時45分、呼吸不全のため岐阜県瑞浪市の昭和病院で死去した。享年77。大正元(1912)年12月14日、岐阜県土岐市に生まれる。本名快児。生家は土岐市に江戸中期から続く美濃焼の窯元で、昭和元(1926)年駄知町立尋常高等小学校を卒業後、長男として家業を継ぐべく父に学び、また駄知商工補修学校に通う。同8年、...
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塚本 快示（つかもと かいじ、1912年12月14日 - 1990年6月10日）は日本の陶芸家。本名は塚本 快兒。 戦後、美濃窯の発展に貢献した陶芸デザイナー・日根野作三に師事しクラフト風な磁器の制作と平行しながら中国陶磁の研究に励んだ。主に模範としたのは中国・北宋時代の白磁や青白磁、また同じく北宋時代の「影青（いんちん）」である。素地となる土には各地の長石や陶土を配合し、釉薬も長石・陶石・カオリン・柞灰・石灰などで調整したものを用いるようになる。 1948年頃、古陶磁研究家・小山富士夫が著した『影青記』に感銘を受け自らの技術を更に磨き精度を高めていった。特に白磁胎がまだ乾ききらないうちに鋼や竹のヘラで刻まれる片切り模様の精緻さは他の追随を許さず[1]、その技術は日本だけでなく中国の陶磁界でも高い評価を得ている。
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- 2023-02-20