W951450

壁画A・B・C・D

Wall Paintings A・B・C・D

オノサト トシノブ

ONOSATO Toshinobu

Artwork image

This artwork image cannot be downloaded or reproduced.

Read more
Artist

オノサト トシノブ

ONOSATO Toshinobu

Title
壁画A・B・C・DWall Paintings A・B・C・D
Year
1962
Medium
油彩/合板Oil on plywood
Dims/Durs
136.4×334.9
Collection
東京都現代美術館Museum of Contemporary Art Tokyo
Accession number
1989-00-0050-000
Notes
古来より円は、幾何学的に最も簡潔な構造を持つが故に、理想的な形態と見做されてきた。その円を主要モチーフとすることについてオノサトは、「あらゆるものの原形として円があるということで、原初的な状態で実在を発見することを要求している私の態度が、幾何学的な基本形態を必要としたのだ」と打ち明ける。そしてその構造については「画面には上も下もなくなって、左右も同じ。どちらからみても、まったく同じ繰り返し模様である」。画面全体は様々なオレンジ色の小さな長方形で細かく分割され、もはや円と地の境もなく、ただ鮮やかな色点が錯視的な効果を上げるばかりなのだ。rnシベリア抑留の後、オノサトは桐生で養鶏と美術教師の仕事の傍ら、抽象絵画の制作を再開する。64年の第32回ヴェネツィア・ビエンナーレの出品の後、本作は永らく瑛久(当館収蔵)、磯辺行久らの作品4点と共に、友人の評論家久保貞次郎邸の蔵の外壁を飾っていた。
  • Data extracted from ToMuCo Tokyo Museum Collection by Tokyo Metropolitan Foundation for History and Culture (Tōkyōto Rekishi Bunka Zaidan). Extracted January 21, 2022.
  • 2024-12-10
This is a machine-generated translation.