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道草のすすめ―「点 音(おとだて)」and “no zo mi”

An Encouragement of Dawdling; "o to da te" and "no zo mi"

鈴木 昭男

SUZUKI Akio

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Artist

鈴木 昭男

SUZUKI Akio

Title
道草のすすめ―「点 音(おとだて)」and “no zo mi”An Encouragement of Dawdling; "o to da te" and "no zo mi"
Year
2018-2019
Medium
コンクリート・プレートConcrete
Dimentions/Duration
インスタレーションサイズ可変
Collection
東京都現代美術館Museum of Contemporary Art Tokyo
Accession number
2018-00-0032-000
Notes
サウンド・アーティストのパイオニアとして知られる鈴木昭男(1941-)の活動は、音と場の関わり方を探求するもので、イベントやパフォーマンス、インスタレーションなどを、世界各地で展開しています。その始まりは1960年代、作家自身が「自修イベント」と呼ぶところの、場に対して「なげかけ」と「たどり」を繰り返し、聴くことを追究するというものでした。《点 音(おとだて)》は、「エコーポイントを探る」という「自修イベント」を公共空間に広げたもので、耳と足を合わせたマークをエコーポイントとして街中に配置します。エコーポイントをたどり、そこに佇む時、聴く意識が覚醒することを促すのです。《点 音》は1996年以来、世界中の様々な街でおこなわれていますが、2019年のリニューアルを機に当館のコレクションとしても加わることになりました。rn当館における《点 音》では、館内外に配置された12箇所のエコーポイントに加え、新しい試みとして、一部に音響システムを用い、聴く意識を開くためのエクササイズに誘っています。中庭は鈴木自身の創作楽器による演奏を音源として建物自体が鳴っているように、エントランスホールでは隣の木場公園の音が建物のガラスを素通しで聴こえてくるようにしつらえられています。屋外展示場のための“no zo mi”は、コンクリート・プレートが階段状に積まれた5つの立方体で、その最上段にも《点 音》マークが記されています。最上段までのたどり方は立方体ごとに異なり、自ずと上ってみたいという好奇心を誘い、一段ごとに異なる感覚を開いてくれるでしょう。
  • Data extracted from ToMuCo Tokyo Museum Collection by Tokyo Metropolitan Foundation for History and Culture (Tōkyōto Rekishi Bunka Zaidan). Extracted January 21, 2022.
  • 2024-12-10
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