W1330104

梅妃

Mei Fei

池上秀畝

IKEGAMI Shūho

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Artist

池上秀畝

IKEGAMI Shūho

Title
梅妃Mei Fei
Year
制作年不詳Unknown
Medium
絹本着色, 軸装Color on silk, Hanging scroll
Dimensions/duration
132×42.3;外寸:221×62
Inscriptions/marks
左下:秀畝 「傳神洞主」(白文方印)「秀畝」(朱文方印)Signed and sealed lower left: 秀畝「傳神洞主」(白文方印)「秀畝」(朱文方印)
Collection
サイトウミュージアムSaitou Museum
Accession number
1816000
Notes
作品解説: 梅妃は玄宗皇帝の寵姫で居所に梅を好んで植えた。楊貴妃が後宮入りすると、玄宗の心は梅妃から離れ、安史の乱で梅妃は安禄山の兵に殺され、梅の傍に埋葬されたという。梅の木の傍らで梅妃は玄宗を待つ風情。愁いを帯びた眼差しからして、玄宗の足が遠のいたころであろうか。 梅の花咲く庭で椅子に腰かける女性。前後にはごつごつとした、長寿を象徴する太湖石(たいこいし)が配置されている。春めいた心地よい季節のはずが、女性は物憂げな表情で視点も定まらない。 この女性は唐の時代に玄宗皇帝から寵愛を受けた伝説の人物として知られている。医師の家系の娘として生まれ、詩作や楽器の演奏に長けた。しかし、のちに楊貴妃が後宮に入ると皇帝の気が移り、安史の乱の際に取り残された梅妃は反乱軍の兵士によって殺害された。亡骸(なきがら)は梅の木の下に埋葬されたという。 池上秀畝は明治時代から昭和にかけて活躍した日本画家で、中でも花鳥画を得意としていた。本作の梅の木の幹はやまと絵や琳派風で、太湖石の輪郭や濃淡の表現は禅画や南画風であるなど、様々な様式をどん欲に取り入れて画面を活性化させている。
  • Data created by Saitou Museum. Provided March 31, 2025.
  • 2025-07-08
  • 2025-07-08
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