- Artist
小室翠雲
KOMURO Suiun
- Title
- 柳桃山水之図Scene of Willow and Peach Blossom
- Year
- 制作年不詳Unknown
- Medium
- 絹本着色, 軸装Chinese ink and tint color on paper, Hanging scroll
- Dimentions/Duration
- 119×36.0；外寸：196×54.8
- Inscriptions/Marks
- 右上：翠雲衜人寫 「貞印」（白文方印） 「翠雲」（朱文方印）Signed and sealed upper right: 翠雲衜人寫 「貞印」（白文方印） 「翠雲」（朱文方印）
- Collection
- サイトウミュージアムSaitou Museum
- Accession number
- 1813000
- Notes
- 作品解説: 本作は、中国・唐時代の杜牧の漢詩「江南の春」より「千里鶯啼緑映紅 水村山郭酒旗風 南朝四百八十寺 多少樓臺煙雨中」が画面右上に記されている。「江南地方では春が千里四方に満ちていて、いたるところで鶯が鳴き、緑の若葉が赤い花に映えて美しい。水辺の村にも山間の村にも酒屋の旗が春風にひらめいているのが見える。あの南朝（隋の前の王朝）のころには仏教が盛んで、この地にも480もの寺院が建てられたというが、今もなおいくつかの建物が煙るような霧雨の中に見ることができる」と、その漢詩の世界がやわらかな形や色調で翠雲によって絵画化されている。
- Data created by Saitou Museum. Provided March 31, 2025.
- 2025-07-08
- 2025-07-08